卒業しても伸びる人、止まる人。 答えはすでに「あなたの手の中にある」

「卒業したら、次は何を学ぼう?」「とりあえずアドバンスのことを勉強したいな」スクールを卒業した後、多くの人が目を輝かせて「新しい武器」を探し始めます。その気持ち、痛いほどよくわかります。技術の研鑽をす
卒業しても伸びる人、止まる人。 答えはすでに「あなたの手の中にある」

「卒業したら、次は何を学ぼう?」
「とりあえずアドバンスのことを勉強したいな」
スクールを卒業した後、多くの人が目を輝かせて「新しい武器」を探し始めます。
その気持ち、痛いほどよくわかります。
技術の研鑽をする多くの先生にとって、新しい知識や技術は刺激的で、ワクワクしますよね。
もしこの記事をお読みの先生の中で「外側」にある新しい技術や知識を追い求め続けているのであれば、
あなたの成長はそこで止まってしまうかもしれません。
卒業しても伸び続ける人と、止まってしまう人の「決定的な違い」は、【基礎の徹底と分かち合い】にあります。

CHAPTER01/ 03「新しいこと」は、実は楽な道
新しい技術を学ぶことは、一見勉強熱心に見えます。
でも実は、精神的には「楽」なんです。
なぜなら、新鮮な刺激が脳を喜ばせてくれるから。
人の脳は新しい物や刺激に喜ぶ設計になっています。
一方で、基礎練習や基礎知識の復習はどうでしょう?
検査、触診、哲学の原理原則…。
ぶっちゃけ、つまらないですよね。
それは言い過ぎたかもしれませんが、新鮮味はないですよね。
なぜなら一回勉強しているから。
地味だし、刺激もないし、「もう知ってるよ」と思いたくなる。
でも、ここに罠があります。
新しいものを求め続けるのは、「外側に答えを探す行為」です。
「今の自分には何かが足りない」という欠乏感を、外からの刺激で埋めようとしているだけです。
基礎知識を「知って」「わかる」もしくは「わかった気でいる」状態で止まっている可能性があります。
CHAPTER02/ 03「退屈」の向こう側にあるもの
本当に伸び続ける人は、この「つまらないこと」「新鮮味のないこと」の価値を知っています。
彼らは知っているんです。
本当に大切な物は、遠いどこかにある「新しい技術」ではなく、
すでに自分の手の中にある「基礎」の中にあることを。
世界で活躍している、大谷翔平選手やイチロー選手も同じではないでしょうか。
誰よりも基礎的なトレーニングをしていると思います。
同じ基礎でも、1年目の理解と、10年目の理解は全く違います。
「知っている」「わかった気がしている」を「わかる」へ。
「わかる(理解)」を「行う(実践)」へ。
そして「できる(習得)」へと昇華させていくのです。
同じ場所を深く、深く掘り下げていく。
その反復(習慣)ができる人だけが、見たことのない景色に到達できるのです。

CHAPTER03/ 03「教える」ことでしか、見えない深みがある
では、どうすればその「退屈な反復」を情熱に変えられるのか?
私たちの答えはシンプルです。
それは
「誰かと分かち合うこと」、つまり「教えること」「教育の現場に身を置くこと」です。
身近な人や後輩に基礎の重要性を伝えてみてください。
「あれ、ここどうだったっけ?」と言葉に詰まる瞬間が必ず来ます。
その時初めて、自分がいかに「感覚」でやっていたかに気づくのです。
教えることは、最高の学び直しです。
基礎を誰かと共有し、議論し、深めていく。
そのプロセスにこそ、本当の成長があります。
探究する心意気は大事です。私だって、その気持ちは忘れていません!
ですが、「もっとすごい技術」は探さなくていいのです。
派手なテクニックも必要ありません。
あなたがスクールで最初に習った、あの基礎。
クラス1の時に、練習したあの基本的なセットアップです。あの座学です。
それを今日、もう一度だけ丁寧に、愛を持ってやってみてください。
「あ、こういうことだったのか」 と、そんな小さな感動の積み重ねが、あなたを一流へと引き上げてくれます。
答えは、いつだってあなたの手の中にあります。
- 身近な人や後輩に基礎の重要性を伝えてみてください。
- そのプロセスにこそ、本当の成長があります。

1999年、大阪府生まれ。19才より東海大学トレーナー専攻及び東京衛生専門学校のダブルスクールを行い、共に優等で卒業。鍼灸あん摩マッサージ指圧師を取得。のちに睡眠専門治療室NEOCHIを開業。2023年よりシオカワスクールのインストラクターを務め後進の育成にも力を入れている。


