不調が続いた時に考えてみてほしい発想の転換方法-カイロプラクティック哲学入門Vo.9-

あなたの体は常に正しいことをしているんです

不調が続くと、人は自分の体を疑い始めてしまいます。

「自分の体は弱いんじゃないか。」
「なんで自分だけが。」
「どこかが根本的に間違っているんじゃないか。」

悲観的になってしまうことがほとんどだと思います。

私自身、アトピー性皮膚炎で痒さや炎症や、寝苦しさや、あげたらキリがないような症状に対して
頭を抱えてしまうような経験があります。

ですが、今でこそ言えます。

絶対に体は間違いを犯すことはありません。
あなたのために、そして私のために最善を尽くしてくれていると本心で思っています。

体はあなたの味方で、常に働いている

体の中で働いている自然治癒力や生きる力(イネイトインテリジェンス)には、限界がありません。

・暑ければすぐに汗を出して、体温を下げる。

・入ってきたものを、その場で判断して処理する。

・怪我をしても自然と治癒していく。

どんな環境にも、瞬時に適応しようとします。

想像しているよりも素晴らしく、驚くほど優秀です。

限界は、体の側にある

一方で、実際に動く体には限界があることも事実です。

 壊れた組織は、時間をかけないと戻りませんし、 疲れた筋肉は、指令どおりには動けないこともあります。

脳からの指令が完璧でも、受け取る側の体が追いつかないということもあるのです。

これが、私たちが不調と呼んでいる状態の多くです。

実行できる範囲に、限りがあります。

不調や痛みは体からのサイン

例えば、筋肉痛はわかりやすいです。筋肉痛は、筋肉を体の限界より負荷をかけて筋繊維が切れたりするからこそ発生するものです。

腰痛や肩こり、痛みやしびれ。

内臓の不調なども、あなたの限界域を超えた時に、

「体の限界を超えてしまっていますよ」という体からのサインなのです。

このサインを薬で消したら、根本的な問題は消えているのでしょうか?

私の皮膚もそうです。

かつて皮膚が荒れて、本当に嫌な気持ちになりますが、今は愛おしい存在です。

私の場合「甘いもの」「油」を多く摂取すると、特に肌が荒れやすく、
私の体が受け付けていないことをおしれてくれるサインだとして捉えていますし、
睡眠不足になっても出てきます。

逆に皮膚のサインがなければ、砂糖や油で内臓はいつのまにか疲労し、睡眠不足でもなんとか働いて
いつの間にか限界が来てしまうでしょう。

そう考えると、この皮膚は私の体を代弁してくれる優秀なパートナーなのです。

この区別が、気持ちを変える

この症状への捉え方が大きく人生を変えていきます。

うまくいかない = 自分の体が間違っている = 自分が悪い

しかし実際は、こうです。

うまくいかない = 何かしらのサインである= 一度自分を見直してみる=

思考も行動もポジティブなものに変わっていきます。

自分を責めるのではなく、自分の体と肯定的に向き合えるようになるのです。

病気や症状が起きた時に自分のせいにしていませんか。
病気や症状を悪と捉えて悲しくなってはいませんか?

体の中の判断は、今日も正確にあなたのために働いています。

症状を無くそうだとか隠そうとはせず、あなたの体の声をまず聞くことが非常に重要になります。

適切な対応をして、時間を与えれば、必ず結果は出てきます。

まずは自分の体を向き合うこと。そして、今出ているサインが、何を示しているのか。

それを観察してみると、たくさんの気づきがあるかもしれません。

関野 貴友

執筆者関野 貴友

1999年、大阪府生まれ。19才より東海大学トレーナー専攻及び東京衛生専門学校のダブルスクールを行い、共に優等で卒業。鍼灸あん摩マッサージ指圧師を取得。のちに睡眠専門治療室NEOCHIを開業。2023年よりシオカワスクールのインストラクターを務め後進の育成にも力を入れている。

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