インサイドアウトの健康文化を一緒に ― 最後に伝えたいこと|『Z世代の治療家への道』最終回

ここまで、長い連載に付き合ってくれて、ありがとうございました。

「進路希望が、白紙のまま」だったところから始まって、カイロプラクターという仕事、サブラクセーション、PSIS、ガンステッド、学校の選び方、そして実際に学んだ人たちの声までずいぶん遠くまで来ましたね。

最後に、この道を紹介してきた私たちが、本当に伝えたかったことを、正直に書かせてください。

カイロプラクティックは、”職業”であり、それ以上の”営み”でもある

このシリーズは、「目標が見つからない君へ、こんな仕事もあるよ」という進路の話でした。

それは、本当です。手に職がつき、人に感謝され、AIにも置き換わりにくい。職業としても、しっかり選ぶ価値がある。

でも、私たちがこの道に人生をかけているのは、それだけが理由じゃありません。

カイロプラクティックの根っこには、「インサイドアウト」という考え方があります。

人は生まれながらに、自分を回復させ、整える”内なる力”を持っている。

健康は、外から足すものだけでなく、その人の内側の力が働きやすい状態を整えることで、引き出していけるという見方です。

不調を、薬やモノで外から抑え込むだけじゃなく、その人が本来もっている力を信じ、引き出す手伝いをする。

これは一つの技術であると同時に、一つの”文化”だと、私たちは思っています。

なぜ、今Z世代なのか

正直に言うと、この文化は、まだ日本に十分には根づいていません。だからこそ、次にこの文化を運んでいく世代が必要です。

そして、その担い手として、私たちはZ世代に、大きな期待をしています。

・「無理してすり減る」より、自分や人を大切にする価値観をもっている

・モノの豊かさより、意味やつながりを大事にする

・表面的な宣伝より、本物・本音を見抜こうとする

これって、まさにインサイドアウトの考え方と、地続きなんです。

“外から足す”より、”内から引き出す”。 君たちの世代がもともと持っている感覚は、この健康文化と、とても相性がいい。

「目標がない」と感じているのは、裏を返せば、まだ何にも染まっていない、ということ。

これから、自分の手で意味をつくっていける、ということです。

だから、仲間を募集しています

かたい言い方になりますが、私たちは今、緒にこのインサイドアウトの健康文化を根づかせていく仲間を探しています。

すごい実績や、明確な夢は、今はいりません。必要なのは、たった一つ。

「人の力を、内側から引き出す。そんな関わり方って、いいかも」。この連載を読んで、ほんの少しでもそう思えた、その気持ちだけです。

その小さな”いいかも”を持った人が、学び、育ち、各地で人と向き合っていく。その一人ひとりの手を通じて、この文化は、ゆっくり広がっていきます。

君の手が、その一つになるかもしれない。私たちは、本気でそう思っています。

最初の一歩は、”知ること”から

とはいえ、いきなり「仲間になれ」なんて、言いません。本格的に学ぶ道は2年かけて進むもので、今すぐ決める話ではないからです。

もしあなたが、まだ資格を取る前の学生なら今日のゴールは、「こういう生き方・働き方があるんだ」と、心の引き出しに入れておくこと。

それだけで十分です。いつか資格を取り、進む道を選ぶとき、その記憶が、そっと背中を押してくれるはずです。

その第一歩として、まずは資料で、この世界をのぞいてみてください。学べる内容と、同じ想いで学ぶ人たちの姿が、そこにまとまっています。

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「実際に、その空気を感じてみたい」と思ったら、無料の見学・相談へ。

手技や、学ぶ人たちの熱量に触れてみると、この文化のことが、いちばん伝わります(銀座校)。

目標は、これから出会えばいい。 そしてもし、その出会いの一つが「人の内なる力を引き出す」というこの道だったなら、いつかどこかで、仲間として。

心から、お待ちしています。

塩川 雅士D.C.

執筆者塩川 雅士D.C.

1980年、東京都生まれ。17才で渡米後、2004年パーマーカイロプラクティック大学を優等で卒業。D.C.の称号取得。米国ナショナルボード合格。日本カイロプラクティックリサーチ協会(JCRA)役員。2005年からカイロプラクターを育成する学校の運営と講師に携わり、現在、年間約300時間の講義やセミナーなどの活動を全国で精力的に行っている。

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