なぜ、シオカワスクールでは「検査」を重要視するのか

カイロプラクティックというと、多くの方は「アジャストメント(施術)」に目が向きがちです。

ですが実際には、「どこをアジャストメントするのか」を判断するための検査こそが極めて重要になります。

どれほど高度な技術を持っていたとしても、その判断に根拠がなければ、正確なアジャストメントを行うことはできません。

だからこそシオカワスクールでは、テクニックだけではなく、「検査」を徹底して学びます。

今回は、なぜ私たちが検査を重要視しているのかについて、お伝えしたいと思います。

■ カイロプラクターにとって最も危険なもの

カイロプラクターにとって最も危険なこと。

それは、“思い込み”です。

「たぶんここが原因だろう」
「経験的にここを動かせばいい」
「なんとなく悪そうだからアジャストメントする」

そうした憶測によって身体へアプローチしてしまうことは、神経系を扱うカイロプラクターにとって非常に危険な行為となります。

だからこそシオカワスクールでは、徹底した検査を学びます。

体表温度検査
視診検査
静的触診
動的触診
レントゲン評価

これら一つひとつの評価を積み重ねながら、サブラクセーション(根本原因)を導き出していきます。

そこには感覚だけではなく、客観的な評価が必要になります。

■ 「一つのアジャストメント」に求められる責任

検査とは、単に問題を見つけるためだけのものではありません。

「何をしないかを決めるためのもの」でもあります。

経験を積めば積むほど、私たちは“触らない勇気”の重要性を痛感します。

本当に必要な一手だけを選択する。

そのためには、客観的な評価に基づき、身体にとって本当に必要なアプローチなのかを見極めなければなりません。

アメリカのベテランカイロプラクターの中には、

「一つのアジャストメントに対して、脳神経外科医が脳の手術を行うのと同じくらい集中しろ」

と指導する先生もいます。

それほどまでに、アジャストメントとは安易に行ってはいけないものだということです。

だからこそシオカワスクールでは、一つひとつの評価を徹底し、根拠を持ってアジャストメントを行うことを重要視しています。

なぜなら、一瞬のアジャストメントには明確な根拠と責任が伴うからです。

その積み重ねこそが、半世紀にわたりシオカワスクールが守り続けてきた正統なカイロプラクティックの本質だと考えています。

■ 本物のカイロプラクティックを次世代へ

私たちシオカワグループには、「インサイドアウトの健康文化を日本に根付かせる」というビジョンがあります。

本当の健康とは、外から与えられるものではありません。

患者様の意識が外へ向くのではなく、自分の内と対話ができること。

そして、人間が本来持っている「自ら治るチカラ」が十分に発揮できる状態をつくること。

それこそが、本来の健康だと考えています。

だからこそカイロプラクターには、「どこを触るか」以上に、「なぜそこを選択するのか」を見極める評価能力が求められます。

もし、その評価が曖昧になれば、本物のカイロプラクティックは次の世代へ正しく受け継がれていきません。

だからシオカワスクールでは、検査・評価を徹底して学びます。

そして、その土台となる哲学・科学・芸術を大切にしながら教育を行っています。

一人ひとりの受講生が学び続け、その先でまた次の世代へと繋いでいく。

そうして半世紀にわたり受け継がれてきた本物のカイロプラクティックを、これからも未来へ繋いでいけるよう、受講生と共に学び続けてまいります。

前田 一真

執筆者前田 一真

神奈川県藤沢市出身。2018年より塩川カイロプラクティックにて内弟子として研鑽を積み、副院長を務める。現在は地元である神奈川県藤沢市にて「前田カイロプラクティック藤沢院」を開院し、院長として地域住民の健康を支えている。半世紀以上続くシオカワスクールでは講師を務め、次世代のカイロプラクター育成にも力を注いでいる。インサイドアウトの健康文化を日本に根付かせるため、一人でも多くの人にカイロプラクティックの持つ無限の価値を知っていただくことを使命とし、感謝・感動・希望に溢れる社会の実現を目指している。

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