検査は、カイロプラクターとしての在り方を映す「鏡」である

「本当に患者様の身体と向き合うため」に必要なこと

こんにちは。シオカワスクール講師の高島克哉です。

シオカワスクールでは、

・体表温度検査

・視診

・静的触診

・動的触診

・レントゲン分析

この5つの検査法を組み合わせながら、身体を分析していきます。

するとたまに、

「なぜここまで徹底して検査をする必要があるのですか?」

と聞かれることがあります。

しかし私は、むしろ

「なぜ一つの検査だけで、原因を特定できたと思ってしまうのか?」

と思います。

最初からそう思えていたわけではありません。

しかし、検査にこだわっている今だからこそ、心からそう思えるようになりました。

一つの検査だけでは、確信が持てない

例えば静的触診だけでは、筋肉の緊張などの反応は分かります。

しかし、「なぜそこに反応が出ているのか」までは分からないことがあります。

逆にレントゲン評価では、構造的な情報は見えます。

しかし、実際に今その身体がどのような反応を起こしているのかまでは分かりません。

つまり、それぞれの検査には役割があり、見える情報が違うということです。

だからシオカワでは一つの検査だけで決めることはしません。

多様な角度から何度も身体を確認して確信を持って臨床を進めていきます。

検査を単体ではなく、統合してみる

シオカワでは「検査」を単体で見ることはありません。

例えば、視診での兆候が静的触診や動的触診でも一致するのか。

視診や静的触診、動的触診を統合して立てた考察とレントゲン評価を照らし合わせてみるとどうなのか。

このように一つひとつの検査だけでなく、全ての検査を統合してアプローチを定めていきます。

一つの検査結果だけで、「ここだ」と決めることは非常に危険です。

「本当にそこなのか?」を何度も確認しながら検査を進める。

この積み重ねが、患者様からの信頼と確かな結果を作っていきます。

なぜ、そこまで徹底して検査を行うのか

私たちが検査にこだわる理由はシンプルです。

患者様の身体と、カイロプラクティックに本気で向き合っているからです。

カイロプラクティックは人生を変える力を持っています。

だからこそアプローチに確信が持てないのであればアジャストメントを行ってはいけないと思います。

なぜならアジャストメントは、その人の人生に大きく影響を与える行為だからです。

私自身も検査で臨床が変わった

実際、私自身も最初からここまで検査を深く考えられていたわけではありません。

スクール在学中は、「ここが硬いからここにアプローチしよう」など、感覚的な検査を行っていた時期もありました。

でもシオカワスクールで学び、検査を深く追求する中で身体の見え方が全く変わりました。

身体は常に私たちにたくさんのことを教えてくれています。

そして、そこに目を向け読み取れるようになると臨床が変わることにも気づきました。

まず自分自身の確信が変わります。そうすると、自然と患者様の反応や結果も変わります。

私自身がそうだったからこそ、私は「検査が変わると臨床が変わる」と本気で思っています。

哲学があるから、検査を統合する

カイロプラクティックには、

The Power That Made the Body, Heals the Body.

という哲学があります。

人の身体を作った力が、人を癒す。

つまり、身体には本来治る力があるという考え方です。

だから私たちカイロプラクターがやるべきことは「治すこと」ではありません。

私たちの仕事は、回復力を阻害している原因であるサブラクセーションを正確に見つけ取り除くことです。

そしてサブラクセーションは、人の身体に1~3個あると言われています。

だからこそ、正確に特定するための科学的かつ客観的な検査が必要になります。

そしてその正確性を高めるために5つの検査法を統合して身体を見ていく必要があるということです。

私たちが本当に伝えたいこと

私がシオカワスクールや検査オンラインサロンT.E.S.で本当に伝えたいことは単なる検査技術ではありません。

シオカワが半世紀以上に渡大切にしてきた

・検査に対する考え方

・患者様との向き合い方

・カイロプラクターとしての在り方

こそがこれからの日本を背負うカイロプラクターに必要だと思っています。

本気で患者様やカイロプラクティックと向き合いたい。

そういう方にこそ検査を深く学んでほしいと思っています。

なぜなら、検査は「カイロプラクターとしての在り方」を映す鏡だからです。

高島 克哉

執筆者高島 克哉

神奈川県川崎市出身。
横浜市の整体院に勤務後、世田谷区で開業。
様々な治療法を模索し多くの講習会に参加している中で塩川雅士D.C.の記事を読んだことをきっかけにカイロプラクティックに出会う。
その後塩川カイロプラクティックで塩川満章D.C.、塩川雅士D.C.のアシスタントを務めながらシオカワスクールで哲学・科学・芸術を学ぶ。現在は塩川カイロプラクティック副院長として臨床に励みながらシオカワスクール講師を担当し、正統なカイロプラクティックを全国に広めるべく活動をしている。

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