検査とは「芸術」である。シオカワが「検査」にこだわる理由

なぜ「一つの椎骨」にこだわるのか。

こんにちは。シオカワスクール講師の高島克哉です。

本コラムでは、カイロプラクティックを行っている方やこれから学びたい方に向けて、「シオカワはなぜ検査にこだわり続けるのか?」を話していきたいと思います。

本コラムを通じて、シオカワがトップで居続ける理由や、カイロプラクティックの持つ本当の価値に気づいていただけたら幸いです。

カイロプラクティックを学び始めると、多くの人がこう思います。

「硬い箇所全てを調整した方がいいのではないか?」

その疑問はとても自然だと思います。

でも私は、その質問に出会うたびに聞いています。

「あなたは今、確信を持ってアジャストメントを行えていますか?」

「なんとなく」を、やめなければならない

筋緊張があるから。
動きが悪いから。

その判断自体は間違っていません。

でも、それは身体が出している「サイン」を、施術者自身の感覚で解釈しているに過ぎません。

もし患者さんに、

「なぜここをアジャストメントしたのですか?」

と聞かれた時、あなたは自分の言葉で説明できるでしょうか。

なぜその椎骨を触っているのか。
なんのためにその方向で触っているのか。

その「なぜ」を説明できない施術は、技術以前の問題です。

検査は「確認」ではなく、「対話」だ

シオカワスクールでは、「アジャストメント」の前に「検査」を徹底的に学びます。

なぜなら、「検査のないアジャストメント」は非常に危険な行為になかりねないからです。

シオカワスクールでは、

・体表温度検査

・視診

・静的触診

・動的触診

・レントゲン評価

これらの5つの指標を統合して、丁寧かつ正確に原因を見極めていきます。

身体は常にさまざまな情報を「サイン」として表現しており、その声を読み取るためには、解剖学やランドマーク・触診の精度を向上し、患者さんの身体と「対話」できるようになる必要があります。

一つの椎骨にこだわるのは、視野が狭いからではない

私たちは一つの椎骨に徹底的にこだわっています。

身体をつながりのある全体として見ているからこそ、

「その中で今、最も身体に影響を与えている場所はどこか」

を探求し続けています。

だから私たちは、全身をなんとなく触る「目的のない曖昧な検査」をしません。

検査の中で本当に必要な一点を見極めようとする。

このあり方こそがシオカワで学ぶ正統なカイロプラクターが持っている唯一無二の思想です。

「全部触る」のは簡単

カイロプラクティックを行う上で本当に必要なのは「どこをやらないか」を明確にすることです。

「硬い場所を全てやる」のでは、患者様への過度な負担につながりかねません。

検査をした結果、「どこをやるか」、そして「どこをやらないか」を明確にすること。

身体が出しているサインをどれだけ見極めること。

だからこそ、徹底的に一つの椎骨にこだわる。

それは精度へのこだわりであり、正統なカイロプラクターの本当の在り方です。

アジャストメントの前に、「なぜ」がある

カイロプラクティックは、患者様の人生を変える力を持っています。

だからこそ「なんとなく」でアジャストメントをしてはいけない。

Dr.Gonsteadの素晴らしかったところは、「常にアプローチ箇所に確信を持っていたこと」でした。

なぜその椎骨なのか?なぜその方向なのか?

この本質への探求を手放した瞬間、アジャストメントはただの作業になってしまいます。

私たちは、知識やテクニックだけではなく「真に患者様と向き合い続ける姿勢」を大切にしています。

身体と向き合い続けること。

自分の施術を疑い、革新し続けること。

説明できるまで考え抜くこと。

それこそが本当の意味でのカイロプラクティックだと思っています。

あなたは自分自身の検査に確信を持てていますか?

「なぜここをやるのか」を、自信を持って説明できるカイロプラクターはどれだけいるでしょうか。

あなた自身の臨床を一度振り返ってみてください。

カイロプラクティックはただ音を鳴らすものではありません。体系化された哲学であり、科学であり、芸術です。

シオカワスクールはこれからも本質を追求し、その哲学を根底として本質を伝え続ける学びの場所であり続けます。

私たちは、業界の未来を共に創る仲間を待っています。
高島 克哉

執筆者高島 克哉

神奈川県川崎市出身。
横浜市の整体院に勤務後、世田谷区で開業。
様々な治療法を模索し多くの講習会に参加している中で塩川雅士D.C.の記事を読んだことをきっかけにカイロプラクティックに出会う。
その後塩川カイロプラクティックで塩川満章D.C.、塩川雅士D.C.のアシスタントを務めながらシオカワスクールで哲学・科学・芸術を学ぶ。現在は塩川カイロプラクティック副院長として臨床に励みながらシオカワスクール講師を担当し、正統なカイロプラクティックを全国に広めるべく活動をしている。

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