メンターチーム、同期の仲間、スクールを成功に導くカギ。

シオカワスクールでは、入学するとチームを組むことが何度かあります。

まず初めに、同期で入学したメンバーです。

共に2年間同じ道を歩む仲間ですから、チームと言って良いでしょう。

 

次に、上級生や講師の先生とチームを組んで、技術向上や座学の質疑応答などを行うメンターチームです。
少人数チームを組むことで学習の質を向上させます。

 

ところで、みなさんは「リアル脱出ゲーム(謎解き)」をしたことはありますか?
僕は大好きで、よく参加しています。

多い時は、予定の合間を縫って週に2〜3回行っています。
1日に4公演行くなんてこともありました。さすがに頭痛になりました。

 

脱出ゲームに参加することは義務教育だと言っても過言ではありません。

なぜこの話を急に出したかというと、

実は脱出ゲームは、知らない人とその場で急にチームを組むことも多いです。

 

「初めまして」の状態から、制限時間内に「脱出成功」という共通のゴールを目指す。

 

想像するとお分かりかもしれませんが、
見ず知らずの人との急なコミュニケーション能力が試される場になります。

そんな場に繰り返し足を運び、気づきがありました。

 

謎解きでチームが機能する条件と、僕がスクール講師としてチームにおいて大切にしていることに共通点があることを。

 

 

「一人で頑張る」は、かっこいいとは限らない。

 

謎解きにおける脱出失敗要因で一番多いのは、何だと思いますか?

 

ひらめき不足でしょうか。
地頭の問題でしょうか。

 

いいえ、違います。

 

「情報共有不足」と「役割分担の不明瞭さ」です。

 

例えば、重要そうなアイテムや情報を見つけたとして、

「あ、これは手がかりになりそうだ!」

そう思って自分だけで抱え込んで考えていても、脱出はできません。

よほどの天才でない限り、一人ですべて解くのは不可能ですし、基本無理なように設計されています。

 

これはスクールの運営やチームビルディングにおいても同じです。

私のスクール内での主な役割は、情報の整理や、点と点を結ぶアイデア出し(スライド作成など)など、裏方でのサポートが多いです。
メンターチームにおいては、技術指導や座学における質疑応答、ミーティング統括など役割が明確なのです。

他の講師陣には、全体統括が得意な人、細かいチェックが得意な人、技術指導に長けた人。

講師それぞれが得意分野で役割分担をし、全員で受講生を支える。
一人のスタープレーヤーがいればいいわけではなく、チームの総力戦なんです。

 

 

「情報を独占」していませんか?

 

謎解きでは、小さなヒントを全員に一度共有することで、
誰かの「あ!」というひらめきに繋がります。

教育現場も全く同じ。 受講生の悩みや躓きを、担当講師が一人で抱え込んではいけません。

「〇〇さんが、ここで悩んでいるみたいです」

そうチームで共有するからこそ、

「じゃあ、こういうアプローチはどう?」と、
私一人では思いつかなかった解決策が生まれます。

 

受講生においても、私たちが共有した情報を自分だけで留めていては成長は頭打ちです。

なるべく全員に共有できるような仕組みを生み出す必要があるのです。

情報を独占しないこと。 それは、自分を守るためではなく、相手(受講生)のためです。

 

今掲げている「目的」、本当に合ってますか?

 

そして何より大切なのが、「目的の共有」です。

 

謎解きの目的は「脱出すること」。
決して「目の前のパズルや謎を早く解くこと」ではありません。

 

ここを履き違えると、「俺、解けたよ!」と満足してしまい、肝心の脱出に失敗します。

 

私たちスクール講師の目的も同じです。
授業をこなすことでも、すごい技術を見せつけることでもありません。

 

「正統なカイロプラクターを輩出し、インサイドアウトの健康文化を広めること」

 

この大きな目的が共有されていなければ、それぞれの利益に走ってしまい、チームはバラバラになります。

私が謎解きと講師業を通じて手に入れたもの。
それは、点と点を結ぶ観察眼と、「チームで達成する快感」です。

 

一人で勝つよりも、仲間と補い合い、大きな壁を乗り越えた時のハイタッチの方が、何倍も嬉しい。

今でも、ある公演で、年齢も、性別も全くことなるチームで脱出成功した時に、大声を出してハイタッチして日がフラッシュバックします。

また、在学生の皆さんにおかれましては先日の50期生の卒業の際の感動的なラストは、おそらく頭の中に残り続けるでしょう。

それがわかった今、スクールの運営に携われていることがとても楽しいです。
全員の能力が、完全に発揮されたチームを想像すると楽しみしかありません。

 

あなたのチームは、ちゃんと「共有」できていますか?
そして、全員が同じ「ゴール」を見ていますか?

あと脱出ゲームにはみんな参加しましたか?

私は今日、同僚と行ってきます。たのしみ。すべてが学びです。

関野 貴友

執筆者関野 貴友

1999年、大阪府生まれ。19才より東海大学トレーナー専攻及び東京衛生専門学校のダブルスクールを行い、共に優等で卒業。鍼灸あん摩マッサージ指圧師を取得。のちに睡眠専門治療室NEOCHIを開業。2023年よりシオカワスクールのインストラクターを務め後進の育成にも力を入れている。

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