カイロプラクターに必要な3つの柱とは?

哲学

カイロプラクターに必要なものは何か。

哲学。
科学。
芸術。

この三つが揃って初めて、正統なカイロプラクティックが成立します。

これは、世界中のカイロプラクティックに共通する原則として語り継がれてきたものであり、シオカワスクールが半世紀以上、大切にしてきたことです。

科学と芸術だけでは成立しない

科学がなければ、何を評価しているのかが分かりません。

客観性がなければ、変化も再現性も語ることはできません。

一方で、芸術がなければ、どれだけ正しく評価できても結果には結びつきません。

アジャストメントの方向、深さ、タイミング。

技術は常に磨き続けなければ、すぐに鈍ってしまいます。

しかし、科学と芸術だけでは十分とは言えません。

この二つだけでは、いずれ症状に振り回される臨床になってしまいます。

なぜ哲学が最も重要なのか

最も重要なのは哲学です。

なぜカイロプラクティックを行うのか。
何のために評価を行い、何のために技術を磨き、何のためにアジャストメントを行うのか。

この軸がなければ、すべてが手段のための手段になり、本質から外れていきます。

症状を追いかけるのか。
それとも本質を見ているのか。

この違いは、臨床の質だけでなく、業界全体の未来にも大きく関わると感じています。

現在、世界のカイロプラクティック業界では、この「哲学」が少しずつ失われつつあると言われています。

だからこそ、哲学を土台としたカイロプラクティックを守り続けていくことが重要だと考えています。

カイロプラクティックが130年以上続いてきた理由は、流行に左右されない原理原則が存在するからです。

外に答えを求めるのか。
内側に可能性を見出すのか。

この視点こそが、インサイドアウトという考え方につながっています。

シオカワスクールが伝え続けていること

シオカワスクールでは、哲学・科学・芸術の三つを一体として伝えることを大切にしています。

どれか一つだけではなく、三つが揃ってはじめて、正統なカイロプラクティックとして臨床に落とし込まれていきます。

受講生も、患者様も、最初はアウトサイドインの視点からスタートします。

「治してほしい」
「どうすればよくなるのか」

それは自然な反応です。

しかし、本当に変化が起きるのは、インサイドアウトへと視点が切り替わったときです。

自分の身体を他人任せにするのではなく、自分の内側にある働きを信じ始めたとき、本質的な変化が生まれます。

流行に振り回されるのではなく、環境に左右されるのでもなく、揺るがない基準を持つこと。

そのために、シオカワスクールではカイロプラクティックの原理原則を学び続ける環境を整えています。

これからもこの三つを妥協なく伝え続けていくことが、業界の未来、そして本物を求めている患者様のためにつながっていくと信じています。

前田 一真

執筆者前田 一真

神奈川県藤沢市出身。2018年より塩川カイロプラクティックにて内弟子として研鑽を積み、副院長を務める。現在は地元である神奈川県藤沢市にて「前田カイロプラクティック藤沢院」を開院し、院長として地域住民の健康を支えている。半世紀以上続くシオカワスクールでは講師を務め、次世代のカイロプラクター育成にも力を注いでいる。インサイドアウトの健康文化を日本に根付かせるため、一人でも多くの人にカイロプラクティックの持つ無限の価値を知っていただくことを使命とし、感謝・感動・希望に溢れる社会の実現を目指している。

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