インサイドアウトの視点が引き出す人の可能性

哲学

私は、人の身体の可能性を信じています。

同時に、人が「自分自身の可能性」をどこまで信じられるかということも、とても大切だと感じています。

症状があると、人はつい「もう仕方がない」「年齢のせいだ」と、自分の限界を決めてしまうことがあります。

しかし、人の身体には本来、内側から回復しようとする働きが備わっています。

その働きが正しく発揮されることで、身体は驚くほど合理的に変化していきます。

だからこそ私は、人の身体の可能性を簡単に決めつけてしまうべきではないと感じています。

人は自分で限界を決めてしまうことがある

これは身体の問題だけではありません。

学びの場でも同じことが起こります。

「自分には無理だ」
「自分には才能がない」

そうやって、自分自身の可能性に蓋をしてしまう人をこれまで何人も見てきました。

しかし私は、身体にも、人にも、最初から決められた限界があるとは思っていません。

可能性というものは、外から与えられるものではなく、本来その人の内側に備わっているものだと考えています。

カイロプラクティックが向き合っているもの

カイロプラクティックが向き合っているのは、まさにその「内側の働き」です。

人の体には、生命を維持し、環境に適応し、健康を保とうとする働きがあります。その働きをコントロールしているのが神経系であり、脳と体の情報のやり取りです。

神経の働きが整い、身体の内側の働きがスムーズになることで、その人が本来持っている回復する力が発揮されていきます。

つまりカイロプラクティックとは、外から何かを加えて身体を変えるものではありません。

その人の内側にある働きが、正しく発揮される状態を整えるものです。

この考え方こそが、インサイドアウトという視点です。

教育もまた人の可能性を引き出すもの

教育も同じだと感じています。

私自身、完璧な人間でも、特別な才能がある人間でもありません。

それでもここまで続けてこられたのは、自分自身の可能性を簡単に否定しなかったからだと思っています。

信じることは、決して楽なことではありません。

考え続ける必要があり、向き合い続ける覚悟が必要です。

それでも、人の可能性を信じることはとても大切なことだと感じています。

シオカワスクールの学びもまた、カイロプラクティックの原理原則を通して、人の内側にある可能性をどのように引き出していくのかを探究していく場です。

もしカイロプラクティックをより深く理解したいと考えている方がいらっしゃるのであれば、こうした学びの中で新しい視点に出会うことがあるかもしれません。

私自身もこれからも、人の可能性を信じ、そして自分自身の可能性を信じながら、この道を歩き続けていきたいと思っています。

前田 一真

執筆者前田 一真

神奈川県藤沢市出身。2007年から2016年の間、某大手運送会社で統括運行管理者として勤務。その中で遭遇した数多くの事故を通じて、命の尊さや体調管理の重要性と向き合う。歩けないほどの腰痛に見舞われるが、カイロプラクティックを受け改善。カイロプラクティックを学ぶことを決意しシオカワスクール入学にする。現在は塩川カイロプラクティックで副院長として施術を担当し、地元である神奈川県藤沢市での施術も行っている。また48年続くシオカワスクールでは講師/インストラクターを担当し、後任の育成にも力を入れて活動している。

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