必須のランドマーク!カイロプラクティックにおけるPSISの解剖学的重要性

はじめに

こんにちは。シオカワスクール講師の高島克哉です。

いきなりですが、質問させてください。

あなたはPSISを正しく理解し、臨床に落とし込むことができていますか?

 

本記事では、PSISを臨床で落とし込むために必要なステップを解説していきます。

この記事を読み、臨床において確信を持ってPSISを扱うことができる、確かなを身につけてください。

PSISの解剖学|位置・役割・触れる意味

PSISとは「上後腸骨棘(Posterior Superior Iliac Spine)」の略で、骨盤後方にある骨の突起を指します。

左右の腰のくぼみ付近に触れることができるこの部分は、カイロプラクティックにおいて非常に重要な解剖学的ランドマーク(目印)となります。

骨盤の状態を評価するうえでの基準点となるため、PSISを正確に特定できるかどうかは検査精度やアジャストメントの質に直結します。

PSISの位置と役割

PSISは、腸骨の後上方に存在する骨の突起で、腸骨稜を後方にたどった先に触れることができます。

この部位は単なる骨の出っ張りではなく、骨盤評価の基準となる重要な構造です。

例えば、

・左右のPSISの高さの違い

・位置関係の変化

・仙骨との相対的な位置

これらを評価することで、
骨盤全体のバランスや状態を把握することが可能になります。

PSIS周辺に付着する筋肉

PSIS周辺には、体幹や骨盤の安定に関わる
重要な筋肉が数多く付着しています。

代表的なものとしては、

・広背筋

・大臀筋

・多裂筋

などが挙げられます。

これらの筋肉は、姿勢の維持や体幹の安定、
歩行や動作のコントロールに大きく関わる構造です。

つまりPSIS周辺は、筋肉の働きという観点から見ても非常に重要な領域なのです。

骨盤のサブラクセーションが及ぼす影響

骨盤部にサブラクセーションが生じると、神経系への影響だけでなく周囲の筋肉や靭帯にも様々な変化が現れる可能性があります。

例えば、

・筋緊張の変化

・筋力のアンバランス

・靭帯へのストレス

・関節の可動性の変化

といった、構造的な影響が現れることも考えられます。

カイロプラクティックでは、サブラクセーション(神経の干渉)を主な評価対象としますが、このような構造的変化も含めて身体全体を把握できる視点が重要です。

なぜPSISはカイロプラクティックで重要なのか

PSISは、

・骨盤評価の基準

・アジャストメントのコンタクトポイント

として活用される、非常に重要なランドマークです。

そのため、PSISを正確に触知できるかどうかは検査の精度とアジャストメントの正確性を大きく左右します。

正確な検査は、正確なランドマークの特定から始まります。

PSISの解剖学的理解と触診力を高めることは、カイロプラクターにとって欠かすことのできない基礎技術なのです。

このようなPSISの理解は、骨盤評価の出発点であり、正確なアジャストメントへの第一歩となります。

T.E.S.で学ぶ触診の基礎

いかがでしたか?

T.E.S.では、インサイドアウトに基づいた解剖学的知識を土台にした見立て方や視診&触診技術を重視しています。

単に骨の位置を覚えるのではなく、

・なぜそのランドマークが重要なのか

・臨床でどのように活用するのか

・検査からアジャストメントへどう繋げるのか

といった流れを、インサイドアウトの視点から科学的かつ体系的に学ぶことができます。

身体の全ては、意味があってその形を成しています。

だからこそ、ただ暗記するのでは臨床には役立ちません。

身体の意味をしっかりと捉えながら学ぶことで、より体系的で実践的な知識へと消化していくことが可能になります。

カイロプラクターとして、本質を追求し確信のある臨床へ進みたい方は、ぜひT.E.S.でお待ちしています。

高島 克哉

執筆者高島 克哉

神奈川県川崎市出身。
横浜市の整体院に勤務後、世田谷区で開業。
様々な治療法を模索し多くの講習会に参加している中で塩川雅士D.C.の記事を読んだことをきっかけにカイロプラクティックに出会う。
その後塩川カイロプラクティックで塩川満章D.C.、塩川雅士D.C.のアシスタントを務めながらシオカワスクールで哲学・科学・芸術を学ぶ。現在は塩川カイロプラクティック副院長として臨床に励みながらシオカワスクール講師を担当し、正統なカイロプラクティックを全国に広めるべく活動をしている。

pagetop