ほとんどが知らない!?PSISの触診方法の極意

PSIS(上後腸骨棘)の触診方法とは?
PSISとは「上後腸骨棘」と呼ばれる骨盤後方の突起で、
カイロプラクティックにおいて非常に重要なランドマーク(目印)となります。
骨盤の傾きや脚長差、仙骨の状態を読み取るうえで欠かせない指標であり、
正確に触診できるかどうかが、検査の精度を大きく左右します。
特に骨盤のアジャストメントでは、
PSISはコンタクトポイントや評価の基準として頻繁に用いられます。
だからこそ、
このPSISを正確に特定できるかどうかが、臨床の質を大きく左右する
と言っても過言ではありません。
一見すると難しく感じるポイントですが、
基本の流れを押さえれば、誰でも再現性高く見つけることができます。
PSIS触診の基本ステップ
① 腸骨稜を見つける
まず、骨盤の最上部にあるライン「腸骨稜」を触知します。
② 腸骨稜を後方へ辿る
腸骨稜を指で後方へ滑らせていくと、
骨のラインが後下方へ落ちていきます。
③ 左右の隆起を確認する
その先に触れる、左右の「ボコッ」とした明確な骨の出っ張りがPSISです。
④ 頂点を特定する
左右の隆起を見つけたら、
その上・下・内・外を比較しながら触診します。
四方向から触れることで、
最も突出している一点、すなわちPSISの頂点を特定することができます。
この工程を行うことで、
触診の再現性と精度が大きく向上します。

PSISが持つ臨床的な意味
左右のPSISを結んだラインは、
第2仙椎レベル(第2仙結節)の目安となります。
つまりPSISは、単なる骨の突起ではなく、
仙骨レベルを判断するための基準線となる重要なランドマークです。
触診の精度が高まることで、
・骨盤の傾き
・脚長差の評価
・仙骨の状態
・腸骨の変位
といった評価が、より明確になります。
正確な検査は、正確な触診から始まる
カイロプラクティックにおいて重要なのは、
「どこをアジャストするか」を正確に見極めることです。
その判断の基礎となるのが、
解剖学的ランドマークの正確な触知です。
PSISの触診は、骨盤評価の出発点であり、
検査精度を高めるための第一歩となります。
「正確なランドマークの触知」こそ、
正確な検査への第一歩です。

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