患者一人ひとりに寄り添う!正確なケア計画の立て方

臨床

シオカワスクールで学ぶ、本物のカイロプラクティックメソッド

カイロプラクティック施術において、ケア計画の立て方は術者の腕を測る重要なポイントです。患者様ごとに症状や身体の状態は異なり、それに合わせた頻度・期間・回数を設定することで、信頼される治療が実現します。

本記事では、患者様に寄り添ったケア計画を構築するための基盤となる検査方法や評価手法を、伝統あるシオカワスクールのメソッドを基に解説します。

ケア計画の基盤:検査とレントゲン評価

本物のカイロプラクティックでは、患者様の状態を正確に把握することが、結果を出すための第一歩です。シオカワスクールの伝統的な手法では、以下のプロセスを重視しています。

初診時には、カルテ記入やヒアリングで患者様の症状・生活習慣・既往歴を把握。その後、以下の手法で多角的に体の状態を評価します。まず、ナーブスコープによる体表温度の測定を行い、神経の働きを確認します。そして静的および動的触診による身体のバランスや可動域をチェックします。

シオカワスクールでは、特に正確な動的触診の技術習得に力を入れています。そして提携病院で撮影した全脊柱のレントゲン画像を基に、椎間板スペースやサブラクセーションの進行度を精査します。

椎間板の状態と進行ステージに基づくケア計画

患者様の症状を正確に評価した上で、椎間板の状態を6段階(ステージ1~6)に分類し、それぞれに適したケア計画を立てます。

ステージ1~2では、椎間板の損傷や軽度の変性が見られる状態です。ケア提案としては、最初の1ヶ月間は週1回の初期集中ケアを実施します。炎症を抑え、椎間板スペースの改善を図ります。

ステージ3~4では、サブラクセーションが数年間放置され、椎間板のスペースが減少します。ケア提案としては、週2回のケアを推奨し、神経機能の改善を目指します。

ステージ5~6では、椎間板スペースが大幅に減少し、骨変形や可動性制限が進行します。ケア提案としては、週3回のケアを1ヶ月間集中して行い、神経機能を最大限にサポートします。

治療計画の重要性

初期集中ケアでは症状の改善に注力し、安定後は頻度を減らしつつメンテナンスケアを行うことで、長期的な健康維持をサポートします。

シオカワスクールでは、こうしたケア計画の立案スキルも体系的に指導しています。伝統と本物のカイロプラクティックを学びたい方に最適な学びの場です。

シオカワスクールで学ぶ本物の技術

患者一人ひとりに寄り添うカイロプラクティックを実現するためには、正確な検査・評価と、それを基にした個別ケア計画の立案が不可欠です。

シオカワスクールでは、動的触診やレントゲン評価を含む本物のカイロプラクティック技術を、初心者から経験者まで段階的に学べるカリキュラムを提供しています。

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「患者様に信頼される術者を目指したい」「正確なケア計画を立てる力をつけたい」そんな方は、ぜひこの機会にご参加ください。

執筆者塩川 雅士D.C.

1980年、東京都生まれ。17才で渡米後、2004年パーマーカイロプラクティック大学を優等で卒業。D.C.の称号取得。米国ナショナルボード合格。日本カイロプラクティックリサーチ協会(JCRA)役員。2005年からカイロプラクターを育成する学校の運営と講師に携わり、現在、年間約300時間の講義やセミナーなどの活動を全国で精力的に行っている。

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